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■市民プロデューサー通信....................................vol.18
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2001.7.1発行  第18号 

======== NPO世紀のチェンジリーダー《市民プロデューサー》通信==========
■市民プロデューサーとは?
「地球市民として地域に根ざし、アイデアとユーモアとネットワークを武器に、
様々な分野の人たちと協働しながら、企業や行政には出来ない社会的イノベー
ションを、経済性をも無視せずに創り出せる人」のことです。
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★このメールマガジンは、社会福祉法人大阪ボランティア協会が主催する「市
民プロデューサー養成講座」運営チームのメンバー有志によって発行されてい
ます。

━━━━━━━━━━━━━━━  も く じ  ━━━━━━━━━━━

■1■ 市民プロデューサー語録 その16・・・小山琴子さん
      “素人”の強み
■2■ 「市民」考 黒ビールでも飲みながら…(16)
      「真剣10代しゃべり場」
■3■ ひろば
      講座レポート
      天神祭参加者大募集 

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 ┃◇◆ 市民プロデューサー語録
 ┃◆◇ その16 小山琴子さん
 ┃◇◆    (おんなの目で大阪の街を創る会)
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        “素人”の強み

 おんなの目で大阪の街を創る会は、大阪市立婦人会館での講座修了生のグル
ープ活動から生まれました。70歳のあるメンバーが、「地下鉄は階段が多くて
しんどいから、ちょっと待ってもバスを利用している」と言ったのをきっかけ
に、地下鉄全駅(111駅)の調査が始まりました。素人ばかりでスタートし
た活動はすぐに迷いが出てきましたが「あれこれ悩まずに、まずはやってみた
ら」。講座の講師の一言に後押しされて、2年かけて調査しました。

 専門家を巻き込み、質にこだわった提案書も出しました。すぐにできると思
える順に具体的な改善要望や提案を盛り込んでいます。ふりかえってみれば、
私たちのミッションは「利用の専門家」として、批判でなく提案をすることか
なと思います。ふつうの市民が利用者として感じることをきちんと伝える、素
人ならではの活動かもしれません。この提案書が今、地下鉄新線の工事にたず
さわる人たちの机の上にもあると聞いて、とてもうれしく思っています。

 あるとき、「あなたたちの、その下品さが大切だ」とアドバイスをしてもらっ
たことがあります。私たちはわからないことがあるとすぐ、どこにでも誰にで
も聞きにいきます。そうすることで、多くの協力者を得てきました。でも専門
家の方々は「こんなこと聞くのはちょっと」とか、「あの方にこんなこと聞い
ては失礼…」とか考えてしまうのだそうです。

 ちょっと知識のある人ならしないようなことも、ひょいとやってしまう。そ
のことが新しい力を生んでいくし、時には利害関係の対立する人も同じ土俵に
巻き込んで、大きな渦をつくっていける可能性が生まれる。こういうところも
また、素人の力だな思います。

      
      *小山さんは、市民プロデューサー養成講座 第2期生です。
       提案書、地下鉄調査の活動をまとめたビデオを頒布しています。
       詳しくはお問い合わせください。
   mailto:bpkoyama@d3.dion.ne.jp

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┃┃ 「市民」考  黒ビールでも飲みながら・・・ (16)
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         「真剣10代しゃべり場」

▼「真剣10代しゃべり場」というテレビ番組をご存知だろうか。毎週、土曜日
の夜9時からNHK教育でやっている。どんな内容か知ってもらうために、番
組のホームページから引用しておく。
 《通う学校が違う、愛読する雑誌が違う、普段つきあう仲間が違う…。違う
集団に属せば、今や同じ10代でもいわば「異文化」に住む人、理解しがたい存
在で、互いに無用の"違和感" "偏見" "疎外感"を持ちあっている。きっと「話
せば分かる」のだが、その場がないというのが今の10代である。そしてまさに
その「場」をつくるのがこの番組「真剣10代 しゃべり場」なのである。
 スタジオには全国から集まった10代の少年少女15人。彼らは4ヶ月間限定の
レギュラー。毎回交代で「提案者」となり、それぞれ「今一番みんなに聞きた
いこと」を投げかける。そこには司会者や進行役はいない。ゲストとして大人
が1人だけ参加するが、そのゲストも立場は15人の10代と同じ。大人としての
一般論ではなく、1人の個人として意見を投げかける存在である。そしてこの
番組には結論もない。安易に結論を求めるよりも、お互いの本音をぶつけあう
ことで新たなパワーを生み出す。それが「しゃべり場」である》。

▼今のメンバーは13歳から19歳までの15人で、ダブル(ハーフ?)の子もいれ
ば、プロの競輪選手を目指している若者もいるという布陣。このユニークな番
組をどのプロデューサーが考え出したのか、それとも世界のどこかに類似の番
組があって、それを真似したのか、興味のあるところだが、これを見ていると、
日本の若者に相当の信頼感とシンパシーを感じることができる。

▼というのは、彼(彼女)らがぼくが市民プロデューサー養成講座でキモ中の
キモと考えている「節度ある話し合い」を実に巧みに実行しているからだ。も
ちろん、議論が白熱して口論になることもあるし、誰かが自分の考えが他の参
加者に分かってもらえず泣き出すこともある。

▼でも、最終的にはこの番組で、出演者の10代15人がことごとく成長している
ように思えることである。進学校に在籍し、自分は“エリート”になるものだ
と思い込んでいた若者が、毎週1回4ヶ月間の「節度ある話し合い」によって
内面の変化を遂げる。それを目撃するのは知的にワクワクすることである。

▼「対話の力」が決定的に重視されなければならないのが21世紀だと思う。
ディベートや論争のような言論による闘いではなく、「節度ある話し合い」に
よる問題解決であり、新しい価値の創造だ。そういう意味でぼくは、小泉内閣
になって面白くなったと言われている国会での論争より、「真剣10代しゃべり
場」を見ているほうがより未来への可能性を信じられるのである。

              (吐山継彦 mailto:PBC00634@nifty.ne.jp)

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 ■ろ■■    みんなで自由に発信するコーナーです
 ■ば■■    投稿歓迎!    
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■講座レポート
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 講座初日は、大阪ボランティア協会事務局長早瀬昇氏の講義「市民活動とは
何か」。市民活動の意義と現状理解、市民活動の強み、弱みを乗り越えるには、
支援者との協働などのテーマで講義が進められた。

 NPO・市民活動にとって対象が第一の顧客なら、支援者は第二の顧客であ
る。支援者が寄付や会費、参加といった形で提供するものにきちんとした交換
の関係をつくりだすこと、NPO・市民活動の事業や活動の商品性を点検しな
がらプログラムをつくっていくことの重要性が指摘された。

 後半は参加者の自己紹介。1分スピーチは、プレゼンテーションの訓練でも
ある。学生、新卒のNPOスタッフといった20代の若い面々から、現在の活動
を高めたい、将来NPOをめざしたいいう40代まで多彩な参加者が集まった。
初日の心地よい緊張の中で、それぞれの関心や講座への期待が語られた。

 講座第2日目は、午前中の吐山講師のレクチャー「市民プロデューサーとは
何者か?」からスタート、下記の項目に沿って講義が展開された。

(1)世の中の大きな流れ
(2)市民プロデューサーの仕事「社会的イノベーション」
(3)市民プロデューサーの企画力・創造力
(4)資源はどこにあるのか
(5)仕事の核としてのスモールグループ
(6)新しいリーダーシップの形
(7)「連」の思想に学ぶ
(8)「耳をすます」ことについて
(9)「目をこらす」ことについて
(10)「自分の頭で考える」ことについて
(11)インターネットが拓く新しい情報社会・知識社会

 午後からは、ビデオ『未来派宣言 総集編』(15の市民活動が紹介されてい
る)を見た後、3グループに分かれて「市民プロデューサーとは何者か?」に
ついてディスカッションとカードづくり、プレゼンシートづくりを行なった。
最終的には、3グループがそれぞれ自分たちの考える市民プロデューサー像に
ついてプレゼンテーション。
 講師のコメントとしては、市民プロデューサー像を提示することが課題なの
に、どのグループも全体的に、起業家やビジネスプランナーのイメージとあま
り違わないものになっていた、との指摘があった。また、「(社会的な)モヤ
モヤを破れる人」や「(何かを継承したり、既存の市民活動に参加する人では
なく)何かを始める人」など、市民プロデューサーのキーワードとして面白い
ものもあった、等々でした。

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 ◆天神祭参加者大募集◆
             見ているだけじゃつまらない!
             あなたも日本三大祭・天神祭に参加してみよう!!
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★前回の告知で、参加費が2000円必要となっていましたが「参加無料!」が
 最新情報です。あらためて募集のお知らせを掲載させていただきます。

             ***********
 天神橋筋三商店街(天三)青年部では、来る7月24日(火)・25日(水)に
行われる天神祭にエネルギッシュで活力のある人材を求めています。
 もしこのメッセージを見て「神輿(みこし)をかつぐのはどんな感じかなぁ」
とか「一度かついでみたいなぁ」と思われた方は、ぜひこの機会にご応募くだ
さい。きったあなたの満足度は、100%になるでしょう?
                    (天三青年部部長 鍋谷 浩之)

○参加資格 :男女とも18歳以上の方
○参加費  :無料!!
○募集人数 :男性45〜50名、女性:若干名(定員になり次第締め切り)
○巡行日時 :7月24日(火)、25日(水) 両日とも10時〜17時
○集合場所 :天三会館(堀川児童公園内)8:30厳守
 →天神橋筋三商店街東側筋の「彩菜(さいさい)」と「丸善百貨店」の間の
  道を東に入ってすぐ
 →8:30に集合後、参加にあたってのオリエンテーション行い、ハッピな
  ど衣装を渡します。
 →天三神輿参加者全体の集合は9:00になります。
○持ち物  :タオル(肩当て)
○その他
*主催者側でハッピ、パンツ、タビを用意します。
*両日とも昼食つきです。
*参加された方には記念品を用意しております。
*神輿運行に際し、参加者は損害保険に加入しますが保険範囲外の責任は負い
 かねます。
*参加希望者は申し込み書に必要事項を記入し、
 大阪ボランティア協会(担当:南)まで
mailto:minami@ovn.gr.jp

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| 【編集部より】                    |
| ご意見ご感想をぜひ、お寄せください!         |
| 「市民プロデューサー通信」への投稿も募集しています。 |
|         mailto:PBC00634@nifty.ne.jp       |
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            市民プロデューサー通信
       〜21世紀は市民プロデューサーが拓く!〜
       発行人:吐山継彦     編集人:川畑惠子
       編集:市民プロデューサー通信編集部
 バックナンバー等は http://www25.freeweb.ne.jp/business/capnews/
 市民プロデューサー養成講座については http://cw1.zaq.ne.jp/osakavol/cap/

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