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■市民プロデューサー通信....................................vol.14
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2001.6.3発行  第14号 

======== NPO世紀のチェンジリーダー《市民プロデューサー》通信==========
■市民プロデューサーとは?
「地球市民として地域に根ざし、アイデアとユーモアとネットワークを武器に、
様々な分野の人たちと協働しながら、企業や行政には出来ない社会的イノベー
ションを、経済性をも無視せずに創り出せる人」のことです。
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★このメールマガジンは、社会福祉法人大阪ボランティア協会が主催する「市
民プロデューサー養成講座」運営チームのメンバー有志によって発行されてい
ます。

━━━━━━━━━━━━━━━  も く じ  ━━━━━━━━━━━━━━━━

■1■ 市民プロデューサー語録 その12・・・早瀬 昇さん
■2■ 「市民」考 黒ビールでも飲みながら…(12)
      小グループディスカッションが“キモ”である。
■3■ 長尾文雄先生の連載 ★ グループ作業のヒント
     「安心の風土(続)」      
■5■ 市民プロデューサー養成講座

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 ┃◇◆ 市民プロデューサー語録
 ┃◆◇ その12 早瀬 昇さん
 ┃◇◆    (大阪ボランティア協会事務局長)
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        黒澤明監督はボランティアがお好き?

 支援者を得るためには、専従を持つ市民団体が強みを発揮します。 そのとき
専従との協働が重要なんですが、実はこれは昔からあったんです。

 ボランティアというのは、1674年だったか、クロムウェルの乱がイギリスで
あったころ生まれた言葉です。治安が悪化して、盗賊が村を襲っていた。ボラ
ンティアの最初の語源は自警団という意味で使われていたのです。これが転じ
て志願兵、さらに、社会的な問題に志願する人となって、我々の言うようなボ
ランティアになってきたのです。

 山賊が襲ってきて、相手はプロですから、負けたら殺されます。死ぬわけに
はいかないので、プロを雇う。これを映画にしたのが、「七人の侍」です。あ
の映画はボランティアとプロの協働を描いた映画なんです。山賊に襲われた村
人たちが侍たちを集める。そして「金にも出世にもならん仕事だが…」という
セリフを言わせる。黒澤監督は、ボランティアが好きなんですよ。「生きる」
も、公務員がボランティアになる映画でしょ。

 しかし、皆さんは専従になりたいからって、NPOへの就職を期待してはい
けません。めったにありませんから。

 自営してください。その方が早いです。何か新しいこと、新しいサービスを
開発し、支援者のマーケットを広げるかということを考えないと、収入は得ら
れません。苦しみながらすぐれたサービスを生み出していき、開発的に動かな
い組織は自動的につぶれるようになっています。ある意味では健全です。これ
が日本の企業社会を高めているわけですが、同じことがNPOにも言えます。

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※『市民プロデューサーが拓くNPO世紀』(大阪ボランティア協会編、ぎょ
 うせい発行)からの抜粋ですが、メールマガジン用に内容を変えない範囲で、
 一部文章に編集を加えました。
※ほんの一部のエッセンス。もっと楽しみたい人は、大阪ボランティア協会で
 本を買ってくださいね。 ご注文は、大阪ボランティア協会 出版部まで。
 mailto:books@ovn.gr.jp
 /06-6357-5741 fax06-6358-2892
 

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    _/  『市民プロデューサーが拓くNPO世紀』   _/
   _/    お陰様で第一刷完売、只今増刷中    _/
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┃┃ 「市民」考  黒ビールでも飲みながら・・・   (12)
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       小グループディスカッションが“キモ”である。

▼市民プロデューサー養成講座のキモは、「小グループ(4〜6人)での節度
ある話し合いを通じてユニークな市民活動の企画を立てる」というものだ。も
ちろん魅力的なゲストスピーカーによるレクチャーもあるし、衝撃的なフィー
ルドワークもあるが、あくまでも“キモ”は、話し合いによって、企画づくり
をすることである。

▼ぼくは予備校や専門学校で教えていたことがあるので、内側から湧き上がっ
てくる「学びたい!」というモチベーションのない多数の生徒に対して、一方
的にひとりの講師がレクチャーするという教育手法の矛盾はかなりよく分かっ
ているつもりだ。自らの内から湧き出す、「知りたい、学びたい」という生命
の欲求ではなく、「大学ぐらい出ていなくては…」という世間的プレッシャー
からの学習では、学ぶ歓びや知的興奮は経験できない。

▼学ぶことの本質は、教えてもらうことではなく、自分で学び、自分で分かる
ことである。そしてその基本的な手法は「他者との対話」である。つまり、自
分以外の別の誰かと話をすることなのだ。これは古代の中国やギリシャの時代
からの真理である。

▼自分ひとりで思索してコンセプトを練っているというような場合でも、人間
は必ず言葉を使って自分の中のもう一人の自分と対話をしている。人間が言葉
を持ち、それを最大の武器としていること自体、対話という行為が人間にとっ
て不可欠であることを意味する。

▼言葉によるコミュニケーションが必要だからこそ、人間は言葉を発明したの
だ。思考を練るとき、自分の限界を超えたいと思うなら、絶対に他者との対話
が必要であり、そのことを欠いた教育なんてありえない。だから、市民プロデュ
ーサー養成講座では、顔が見え息使いが聞こえる小グループによるディスカッ
ションを重視するのである。

              (吐山継彦 mailto:PBC00634@nifty.ne.jp)

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 │【 長尾文雄先生の連載 ★ グループ作業のヒント 】
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 │ (2)「安心の風土(続)」   

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●4月は新しい人間関係を築く季節です。入学、進級そしてサークルやゼミな
ど、新しいグループに入ったときに、私たちは緊張と不安の気持ちを抱きます。
どんなに場慣れしている人でも、どんな人がいるのだろう、どのような振舞い
をしたらよいのか、どのような話題が適切なのか、などと思いを巡らせてしま
います。それが緊張と不安の感情を増幅させるのです。今回は、新しいグルー
プで抱く気がかり(懸念)を解消するヒントを。

●この場では自分は受け入れられているか、何を話してよいかという気がかり
を解消しようとして、人はいろんな行動を試みるのです。大きく分けて二つの
タイプがあります。

●一つは、テンションを高めること。学生のグループでは、数人の人がやたら
と明るく、元気な発言し、その場をリードしていきます。はじめの頃はみんな
も乗ってくれるのですが、だんだんと本人もみんなも疲れてきます。本人もし
んどくなってきて、どうしてよいのか分からなくなるタイプ。外に表出される
空回りのタイプ。

●もう一つは、その場の雰囲気にのまれ、様子を眺めるだけで、発言できない
で黙っている、本人のこころの中では何か発言しなくてはとあせったり、緊張
したりして、ますます身動きができなくなるタイプ。こころの中での堂々巡り
に陥るタイプです。

●新しい場面で、上記のどちらかの行動を自分が取っていると気づいたら、自
分は緊張しているのだ、初対面の気がかりを解消しようと努力しているのだと
自分の感情に注目してください。そして、次のように自分に言い聞かせてみる
のです。

●「このような気がかりを抱くことは、ダメなこと、恥ずかしいことではない」
「軽重はあってもみんなも抱いている感情なのだ。」次に、少しだけ勇気を出
して「私はいま、すごく緊張しています。不安な気持ちです。みなさんはどう
ですか。」と、自分の感情を認めて、その感情を言葉にしてみるのです。これ
を感情の自己開示と言います。すると、周りから「自分もそうだよ。」との応
答があるかもしれません。

●「いま、ここ」の感情に気づき、それを表出すること(自己開示)によって、
他の人の中に安心感を提供することになるのです。ひいては、自分自身の安心
感にもつながるのです。一度、試してみてはいかがでしょうか。(続)

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(この原稿は関学の千刈キャンプの出している広報誌「chip of sengari」に
 掲載されたもので、許可を頂いて転載しています。)
               
長尾 文雄 VOICE & FAX:06-6418-5430 / mailto:fnagao@cwa.bai.ne.jp

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 ■■■  第5期市民プロデューサー養成講座 締切間近!  ■■■
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 市民プロデューサー論、事例のほかフィールドワークもまじえながら、全体
を通してグループワークを重視したプログラムです。最終日にはグループごと
に、市民活動企画をプレゼンテーションします。

日 程 6月17日、23日、30日、7月1日、14日、15日、28日〜29日(合宿)、
    8月4日、11日
参加費 30000円
会 場 大阪市立社会福祉研修センター
詳細は、下記のホームページでご案内しています
http://cw1.zaq.ne.jp/osakavol/cap/

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| 【編集部より】                    |
| ご意見ご感想をぜひ、お寄せください!         |
| 「市民プロデューサー通信」への投稿も募集しています。 |
|         mailto:PBC00634@nifty.ne.jp       |
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            市民プロデューサー通信
       〜21世紀は市民プロデューサーが拓く!〜
       発行人:吐山継彦     編集人:川畑惠子
       編集:市民プロデューサー通信編集部
 バックナンバー等は http://www25.freeweb.ne.jp/business/capnews/
 市民プロデューサー養成講座については http://cw1.zaq.ne.jp/osakavol/cap/

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