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■市民プロデューサー通信........................................................vol.2
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2001.3.10 発行 第2号
======= NPO世紀のチェンジリーダー《市民プロデューサー》通信==========
■市民プロデューサーとは?
「地球市民として地域に根ざし、アイデアとユーモアとネットワークを武器に、
様々な分野の人たちと協働しながら、企業や行政には出来ない社会的イノベーシ
ョンを、経済性をも無視せずに創り出せる人」のことです。
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★ このメールマガジンは、社会福祉法人大阪ボランティア協会が主催する「市民
プロデューサー養成講座」運営チームのメンバー有志によって発行されています。
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【参加者募集中】
今年の第5期市民プロデューサー養成講座は6月17日スタートです。
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━━━━━━━━━━━━━━━ も く じ ━━━━━━━━━━━━━━
■1■ 市民プロデューサー語録その2・・・・加藤哲夫さん
■2■ 「市民」考 黒ビールでも飲みながら…
市民プロデューサーは“ナカヨク主義”でいこう!
■3■ 市民プロデューサーのキーワード(2) 「共感」
■4■ 市民活動犬 オーリー 「いぬと歩く」
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┃◇◆ 市民プロデューサー語録
┃◆◇ その2 加藤哲夫(せんだい・みやぎNPOセンター代表理事)
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商売を敵視したりするのは何か勘違いしていると思うのです。坂本龍馬が明
治維新で社会を変えようというときに、倒幕運動をやると同時に、海援隊で貿
易やビジネスを熱心にやりました。僕は商売の側からという視点を大事にして
きましたが、そういうバランス感覚は、市民運動にも必要だと思っています。
市民プロデューサーと呼べる人は、事実、人から見たらとてもできそうにな
いことをやり続けている。しかもやりたいことをやっているわけでもない。そ
の逆で、やっていることが、やりたいことになっているようなところがある。
自発的に行動するというのは、やらなきゃいけないことが次から次に、能力
の限界を超えて押し寄せてきます。戦術的優先順位はつけられても、戦略的優
先順位をつけるのは難しい。そういう悪循環から抜け出すための「ネットワー
クの三原則」を紹介しましょう。
1.自分でできることは、自分だけでしない
2.他人に迷惑をかけることを恐れない
3.一人ではとてもできそうにないことをする
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※『市民プロデューサーが拓くNPO世紀』(大阪ボランティア協会編、ぎょ
うせい発行)からの抜粋ですが、メールマガジン用に内容を変えない範囲で、
一部文章に編集を加えました。
※ほんの一部のエッセンス。もっと楽しみたければ、大阪ボランティア協会で
本を買ってくださいね。
TEL06-6357-5741(大阪ボランティア協会 出版部)
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┃┃ 「市民」考 黒ビールでも飲みながら・・・ (1)
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市民プロデューサーは“ナカヨク主義”でいこう!
▼私には、今の日本にはサヨクの人とウヨクの人がいて、対立し合っているよ
うに見えます。もちろん、マルクス・レーニン主義を信奉する“左翼”や、街
宣車で天皇制死守を叫ぶ“右翼”の人たちという意味ではありません。あくま
でも片仮名のウヨクとサヨクなんです。
▼筆者が言うサヨクの人というのは、新聞は朝日、政治心情は護憲・革新派、
福祉と環境に興味を持ち、竹村健一さんや渡部昇一さんが大嫌いで、佐高信さ
んや内橋克人さんの本を好んで読みます。もちろん、自民党は大嫌いです。
▼ウヨクの人は、読売新聞、週刊新潮を好みます。政治心情としては、保守的
な傾向があり、日本の伝統や文化は優れていてると考えています。もちろん、
若者が社会的な奉仕活動をするのは大賛成。ニュースステーションの久米宏に
は若干批判的ですね。また、戦前の日本にも、良いところはたくさんあったと
いう考え方です。
▼今の日本って、ウヨクの人かサヨクの人しかいないような感じになっていま
せんか?。少なくとも言論の世界では…。竹村健一さんも好きだけど、久米宏
さんも悪くないとか、日本の伝統文化はウザイと思うけど、戦後民主主義もな
んだかなあ…とか、新聞はサンケイと朝日を両方とっているなんていう人はか
なり少ないでしょう。なんとなく、サヨクの人はウヨクの人を軽蔑し、ウヨク
の人はサヨクの人を浅はかで頭デッカチだと思っている。
▼でもね、市民プロデューサーっていうのはナカヨク(中翼)、つまりどっち
の良さも分かるっていうのが大切なんです。食わず嫌いと毛嫌いだけは止めた
ほうがいいのでは…。自民党も憲法九条も、長所も短所もあります。でも、毛
嫌いするほどのことはないでしょう。
▼毛嫌いからは、不毛な議論や勝った負けたの議論は出てきても、絶対に“節
度ある話し合い”は生まれません。でも、ものごとを説得的に解決したり、新
しいシステムを生み出したりする時に必要なのは、“節度ある話し合い”なん
です。またそのためには“仲良く(ナカヨク)しないといけませんね。だから、
市民プロデューサーは、ナカヨク主義で行ったほうがいいと思いますよ、ボク
は…。
(吐山継彦)
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■■■ 市民プロデューサーのキーワード (2)
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「共感」
市民プロデューサー養成講座のハイライトは、参加者がグループを作り、自
ら活動の企画を作る実習にある。4〜7人位のグループメンバーが、数十時間
にわたって、徹底的に意見をたたかわせ、一つのプランを練り上げてゆく。と
ころが、こうしてせっかく作り上げたプランも、客観的に見ればあまり出来が
よくないケースも少なくない。実際、企画にはアイディアの斬新さ、実行可能
性、時代との適合性など、多く条件が求められるが、それらをすべて満たすこ
とは、とても難しいからである。こうした困難な作業の中で、市民プロデュー
サーは何を指針に企画作りを進めればよいのか。
こうした時、講座で教えられたのが、「共感」という言葉であった。ある電
話相談関係者によると、この「共感」とは、頭で理解するだけではなく、視覚
や聴覚、触覚などの五感で、相手の身体の感じを同じように経験することであ
るという。つまり相手の感情や気持を響きとして感じ取り、それに共鳴するこ
ととされている。ところで、こうした「共感」が、なぜ市民活動の企画作りに
重要なのだろうか?
一般に市民活動の定義のひとつは公益性を持つこととされる。「公益性とは
何か」と、大上段に議論すると難しいが、ふつう活動が公益性を持つかどうか
は、ボランティアが加わっているがどうかで、判断されることが多い。言いか
えるなら、公益性とはその活動を取り巻く関係者が、どれほど自発的に活動に
加わりたいと思うかどうかのことと言えるだろう。
ところで私たちは、ある活動に心から「共感」した時、はじめて労力や、資
金を提供しようとする気持になる。もし、そうであるなら、市民活動の企画に
おける鍵は、市民プロデューサーが、いまこの時代に、その地域において、活
動を取り巻く人々が、その企画に対し、どれほど共感を寄せてくれるかを感じ
取ること、つまり「共感」することにあると言えるかも知れない。
(博野英二)
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▲▼▲▼ 市民活動犬 オーリー ▲▼▲▼
(1) いぬと歩く
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つい最近。機会に恵まれていぬと一緒に電車に乗った。
7歳の盲導犬、オーリー。私は友達と遊びに行くため、オーリーはその友達
を誘導するため、いわば仕事で、電車に乗っていた。
いぬと一緒に電車に乗るのははじめてだったけど、まず最初にびっくりした。
良く見ると車内のほとんどの人がこっちを向いて笑っている。もちろん私を見
ている訳ではないのは分っているが、結構気持ち悪い。でも悪い気はしない。
友達は知識としては人に見られていることは分っているであろうが、残念なが
らあの人々の顔は見えない。
でもみんななんか嬉しそうだ。
次の駅から乗ってきた1歳ぐらいの女の子が、わざわざオーリーを見るため
に近くに寄って来て「わー、わー」と何やら話しかけていた。親までうれしそ
うな顔をしている。私はお愛想でにっこり笑ってあげたけど、オーリーは迷惑
そうな顔をしていた。
乗り換え駅で切符を買っていると茶髪の若い男の子2人が「かわいー」とか
いってオーリーをなでていた。オーリーの代わりに「ばいばいー」って言って
やったら、「ばいばいー」って返してきた。私と友達の2人だったら相手にも
しないくせに。しかし、そう考えると犬の力ってすごいよな。
犬はただ、一生懸命働いているだけなのだが、一生懸命働くことで人をこん
なにも喜ばすことができるなんて、人間よりすごいんじゃないか?
たまたま出会った人に、分け隔てなく、ちょっとしたハッピーや安らぎを提
供できる。これって市民活動に似ているかも?そうだ、今日からオーリーを市
民活動犬と命名しよう!
日本で初めてかな?違うかな?
私たちのちょっとした心配りや行動が、オーリーの存在のようにどこかの誰
かをハッピーにできますように。
この日本初の市民活動犬オーリーの活躍はこのメルマガで随時お届けします。
ご期待ください!
最後に、仕事中の盲導犬をむやみに触ったり、しっぽを踏んだりすることの
ないよう、ご協力をお願いします(^o^)。
(稲原珠実)
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